ドッグフードのお話 1
Category: ドッグフードのお話
お約束通りドッグフードについてまとめてみようと思います。
まず今日は私がフードの安全性に疑問を持ったきっかけ、『酸化防止剤』についてお話します。
主なドライフードの酸化防止に使用されているのはBHA,BHT,エトキシキンです。
①BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
元々はガソリンの酸化防止剤。
発がん性、歩行障害、消化器疾患などとの関係性が動物実験により明らかで一般の人間の食品には使用が禁止されている。例外として油脂の製造過程でのみ認可されている。
②BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
石油の抗酸化剤。これも発がん性、肝機能及び腎機能障害、歩行困難、異常行動などが動物実験により確認されている。
一般の人間の食品には使用禁止。油脂の製造に用いるパーム原料油およびパーム核原料油のみ認可されている。
③エトキシキン
ダイオキシン系発がん物質。発がん性の他に、肝機能障害も確認されている。
なんと、あのベトナム戦争で使用された枯葉剤がこの化学物質とのこと。それを鑑みれば想像に容易いが、毒性があまりにも強いため人間の食品添加物に使用されたことが無いだけでなく、農薬としての使用も禁止されている。
さて、ここまでお読みいただいて何もお感じになりませんでしょうか?
人間の食品に禁止されているもの、しかも発がん性のあるものが平気で使用されているんです。そして、(詳細は後日お話しますが)表示義務が無いためパッケージには表示されていないことがほとんどです。
私はこの事実を知って即座に私が食べさせたことがあるフードのメーカーに連絡し、酸化防止剤は何を使用しているのか問い合わせました。
すると悪びれることも無く『弊社ではBHAとBHTを使用しています。』という返答が返ってきました。「発がん性のある危険な物質であることはご存知ですよね?」と確認すると「存じ上げておりますが、微量ですし大丈夫です。」「体外に排出されるので大丈夫です。」というお返事。もう話しにならないと感じたので私はここで電話を切りました。
しかし素朴な疑問なのですが、微量だから大丈夫、体外に排出されるから大丈夫、それは確たる証拠があっての話なのでしょうか?昨今犬のガンは非常に増えていますが、この酸化防止剤が原因とは考えられないでしょうか?有害物質は体外に排出出来ないから積もり積もって『害』をもたらすのでは?
みなさんはどうお考えになりますか?


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