宮崎近隣の口蹄疫の発生に、まずは心よりお見舞い申し上げます。
酪農農家の方におかれましては、我が子同然に育ててきた豚や牛たちが苦しむ姿を見るだけで辛いでしょうに
処分しなければならないなんて、きっとさぞかし心を痛めていらっしゃると思います。
撒き散らすウイルスの量が多量で感染が爆発的に広がるため、現行の法律では殺処分しか方法が無いそうですが、
それなら何故もっと早く対応が取れなかったのか、
そして何故きちんと食してあげないのか、
この世の中の常識に非常に強い疑問を感じます。
8万頭という膨大な数の命。
そもそもが食肉用ということであれば、元々殺される運命なのかもしれません。
でもそれは『食するため』であり、こんな無駄な殺処分は、殺すという意味ではイコールでも、
丹精込めて育て上げた酪農家の方々からすれば到底意味の違うものだと思います。
それはきっとこれからの収入減が無くなるからとか、そんなことではなくて。。。
『感染した動物の肉を食べても害が無いと言われている』と報道されていましたが、
一方で宮崎県知事は「食肉は市場には出回りませんので心配しないで」と言います。
何故でしょうか?
私なら害が無いのであればきちんと感謝していただきます。
それが『命をいただくということの責任』だと思いますから。。。
そもそも人間側の対応の遅れが原因で、これだけ被害が広まって、
それで感染した動物は全部殺処分すればいいなんて、あまりにも酷い話だと思いませんか?
人間だったらどうするんでしょうか?8万人殺処分ですか??
本当に身勝手極まりない・・・・・・
人間がこの世の中心、全ての生き物の頂点だなんて考えは愚の骨頂だと心からそう思うのです。


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