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昨日の犬ニュースで
『保護施設から引取りたい人は約8割。保護犬に関する調査』
という記事がありました。


「保護犬に関する調査」では、犬の引取りや犬の保護活動・ボランティアに対する考えを調査。10代から60代までの男女600人にアンケートを行った。

犬を飼う際に、保護施設で引取りを待っている犬を引き取りたいかという質問に対しては、8割近くが引取りたいという思いを持っており、20.3%が保護犬を飼いたい、55.8%が引取りを検討していると回答。捨て犬の保護活動やボランティアについては、13.7%が実際に活動している、4.8%は以前活動していたと答えた。そして、56.2%は活動したいと思っていると回答。保護活動やボランティア活動に意欲を示した。

ニュース提供元:犬 ニュース01


この結果ちょっと嬉しいですよねh001
保護団体でボランティアをしていると、どうしても人間の嫌な部分を目にすることが多いので、こういう結果を見ると少し心がほっこりします。

でも現実問題、捨てられる犬たちは後を絶たず、新しい飼い主に巡り合えず処分される犬たちは後を絶たない。。。
捨てるのも人間、救うのも人間、・・・・・・考えてみればおかしい話ですよね。
そう考えるとこのアンケートはきっと意識の高い方々が受けたアンケートなんだろうと、命を命とも思わず、虐待したり捨てたりする人たちはこんなアンケートに興味もないんじゃないかと、そう思ったりもしてしまいます。


そして『引き取りを検討している』とお答えになった皆さんには、是非じっくり時間をかけて検討していただきたいです。
実際一度出会いに恵まれても、吠えてうるさい、粗相する、噛まれたなどの理由で保護団体に戻される犬たちも多いです。
一度辛い別れを経験した犬たち。次こそ幸せになってほしいと送り出したのに、またしがない理由で戻って来てしまう。救ってくれると思った方がまた同じように犬たちの『希望』の芽を摘んでしまう。こんなに悲しいことはありません。

保護犬を育てるのは簡単ではないと思います。
それぞれの犬たちが色々な経験をし、色々なトラウマがあります。しかも途中で出会った私達にはそのコが今までどんな経験をしてきたのかわからない、新しい飼い主様に伝えることも出来ないんです。

実際暮らしてみたら色々なトラブルが出るかもしれません。
「何かあったら保護団体に返せばいい。保健所じゃないから処分されないし。」
そういう考え方がまた悲しみをひとつ増やすことを忘れず、家族として問題は一緒に解決するよう努力する、そういう姿勢で接してあげていただきたいと思います。


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Author:trimmer彩
自宅マンションでトリミングサロンをしています☆
昔から好きな犬種はゴールデンレトリーバー,ドーベルマン,秋田犬,フレンチブルドッグ等トリミング犬種ではない犬ばかり・・・だったりします^^;
でもトリミング犬種たちも大好き、トリミングも大好きです。
2012.10 JKC A級トリマー資格を取得しました☆

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